この記事ではOracleから無料で公開されているOracle VM VirtualBoxにUbuntuをインストールする方法を紹介します。
なおVirtualBoxのインストールは事前にされていることを前提に進めていきます。
Index
- Ubuntu16.04 LTSのダウンロード
- VirtualBoxへのUbuntuのインストール
Ubuntu16.04 LTSのダウンロード
今回はUbuntu Desktop 日本語 Remixをダウンロード します。日本語 Remixは通常のUbuntuに3つの変更が加えられています。
- 日本語サポートパッケージの収録
- 日本語ファイル名・パスワード対応unzipの収録
- Japanese Teamリポジトリの追加
ページを開き、64bit版のubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso(ISOイメージ)を
クリックしてください。
https://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix
VirtualBoxへのUbuntuのインストール
Oracle VM VirtualBox マネージャーを開き、左上の新規ボタンをクリックします。名前を入力し、タイプ、バージョンを選択して続けるボタンをクリックしてください。
名前:Ubuntu-Desktop
タイプ:Linux
バージョン:Ubuntu (64-bit)

任意のメモリーサイズを入力して続けるボタンをクリックします。
最低1,024MBが必要です。

ハードディスクは「仮想ハードディスクを作成する」を選択して作成ボタンをクリックします。

ハードディスクのファイルタイプはVDI(VirtualBox Disk Image)を選択して続けるボタンをクリックします。

物理ハードディスクにあるストレージは可変サイズを選択して続けるボタンをクリックします。

ファイルの場所とサイズを選択します。
ファイル名は任意の文字列を入力してください。
ハードディスクのサイズは最低10GBが必要です。

全ての設定が終わり、作成ボタンを押すとOracle VM VirtualBox マネージャーに追加されます。
追加されたイメージファイルを選択して起動アイコンをクリックしてください。

新しいウィンドウを開くので先程ダウンロードしたisoファイルを選択してスタートボタンをクリックします。

Ubuntuのインストール画面が開きました。
言語の一覧から「日本語」を選択して、右側の「Ubuntuをインストール」をクリックしてください。

Ubuntuのインストール準備画面ではどちらのチャックボックスも選択しないで続けるボタンをクリックしてください。

インストールの種類は「ディスクを削除してUbuntuをインストール」を選択してください。

確認ダイアログが表示されるので続けるボタンを押します。

住んでいる地域を選択します。
地図上の日本をクリックするか、「Tokyo」と入力してください。

キーボードレイアウトは「日本語」を選択します。

コンピューター名、ユーザー名、パスワードを入力します。

これで全ての準備が整いました。
右下のインストールボタンをクリックしてインストールが完了するまで待ちましょう。

インストールが完了したらダイアログが表示されるので「今すぐ再起動する」をクリックします。

再起動が終わるとログイン画面が表示されます。
先程設定したパスワードを入力してEnterキーを押してログインしましょう。

ログインするとでデスクトップが表示されます。
以上でUbuntuのインストールは完了です。お疲れ様でした。

[関連記事]
virtualboxにUbuntuをインストールする方法
Ubuntuにsshサーバーをインストールする方法
UbuntuにLAMP(Linux,Apache,MySQL,PHP)環境を構築する方法